子どもの英語力を高めるために、英語の本を読ませるのは効果的でしょうか?英語を多読することの効果や、読み聞かせに効果的な英語の本の選び方を紹介します。
子どもが母国語を習得するためにも、両親がいつも話しかけ、絵本などを一緒に読み聞かせていきます。英語も同じように、小さいうちから絵本で親しんでいけば、自然に英語の文字や音声、リズムに触れることができます。
英語の絵本を一緒に読むことは、親子でのコミュニケーションにも役立ちますし、英語を勉強や学習と思うことなく楽しむことができるようになります。
また親が英語の発音に自信がない場合には、朗読付きの絵本(教材)を選ぶと良いでしょう。
子どもの年齢によって興味を持ちそうなテーマの絵本を選びましょう。日本語の絵本を選ぶときと同様に、想像力豊かな幼児期にはファンタジー色の強いものや動物がたくさん出てくるものなどがおすすめです。
たくさんの動物やキャラクターが出てくると、英語で登場する動物などを覚えるのにも役立ちます。またカラフルなものであれば、色を覚えることもできます。絵本のストーリーだけでなく、英語の語彙を増やし、かつ英文での表現もインプットされていきます。
言葉を覚えるには、メロディや動作がついていると覚えやすくなります。特に2〜7歳頃には言語と象徴的思考が発達するといわれており、この時期に歌や動作と一緒に英語の本を読み聞かせると、フレーズごとしっかり覚えてくれるでしょう。
歌は英語の正しい発音やヒアリングにも高い効果があるので、保護者が英語に自信がない場合は、CD付きなどの絵本でネイティブの発音を聴かせることをおすすめします。
英語の絵本を読み聞かせるのは、自然に英語に親しむのにとても効果的とされています。子どもの年齢に沿って興味のあるテーマや歌などで本を選び、親も一緒に楽しむと良いでしょう。早くから英語に触れておくと、英語に対する苦手意識もなくなります。