英会話スクールでは、マンツーマンレッスンとグループレッスンを用意されています。どちらを受講するべきか迷うこともあるため、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。自分にマッチするレッスン方法を選ぶ参考にしてみてください。
マンツーマンレッスン最大の特徴は、講師と1対1で行うことです。生徒は自分だけなので必然的に発言量が多くなります。またほかのメンバーに気を使うことなく発言でき、間違ったら恥ずかしいという気持ちもないため自由な会話ができるでしょう。スピーキング力を上げたいならマンツーマンがおすすめです。ただしただのフリートークに終始しないよう、目標と目的を持って受講しましょう。
自分のためだけのレッスンなので、レベルや内容を自分用にカスタマイズできます。自分の課題や弱点もわかりやすく、学習のペースも自由です。スクールの教材ではなく、仕事で使う英語を教えてもらったり、英語で作った資料を見てもらうこともできます。
講師を1人で拘束するため、グループレッスンよりもレッスン料が高くなります。月額の予算が同じなら、グループレッスンの方が多く受けられるため、自分の目標やニーズ、マッチ度、効果などを総合的に判断して、マンツーマンレッスンを選択するか決めましょう。
グループレッスンは講師1人に対して2人以上の生徒がいます。数名の少人数で行うスクールも多いですが、多い場合は10人程度のグループレッスンもあり、その分発言の機会は減ってしまいます。
受講生が複数いるため、レッスンの曜日や時間は固定されていることが多いです。またレッスン内容やカリキュラムも複数の受講生に対して平均的なものになるでしょう。もちろん、最初にレベル分けなどを行いますが、自分だけに合わせた内容になることはありません。レベルについていけない、またはレベルが低すぎるなどの問題も起こってしまいます。
複数の生徒でレッスンをシェアするため、マンツーマンよりレッスン料は安くなります。ただしわからないところを繰り返し聞いたり、具体的な仕事で使う英語を質問したりということはできにくいでしょう。
英会話スクールでマンツーマンレッスンかグループレッスンかで迷うことはあるでしょう。安易に時間や料金で決めないで、両方の違いをしっかり把握して比較してみてください。その上で、自分の英語学習の目的や目標を達成できるのはどちらか、検討してみましょう。
